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セカンドライフニュース セカンドライフ以外の仮想空間「Home」

ソニーより本年度末リリース予定だったPS3版仮想世界「Home」が来春まで延期と発表されました。
今春からクローズドベータテストを実施となっていたにも関わらず実施されたのかどうか情報が入ってきません。
「Home」の概要については東京ゲームショーで明らかになるのではと考えていたので、この発表は残念でした。
(明らかになったのは「dress」という追加機能で、Homeから起動されるコンテンツで、ファッションに特化したもの。
仮想空間内で実在するブランド品でコーディネートしたり、服をデザインしたりできる)

「Home」ではセカンドライフのようなRMTをどのように実現してくるか不明です。
自分で物を作成し、売るといったことは可能なのでしょうか。
モデリングツールのようなものも提供されるようですが、個人が作成したものを個人が販売という形は
とれないのではないかと思われます。
ユーザー同士のオークションを利用することでお金を稼ぐことが可能ということなのである程度はものづくりによる
お金稼ぎができることになります。
上記の形をとるとなると、「個人がお店などで商品を販売できる」セカンドライフとは全く違ったものになってくる
かと思います。企業がHomeへ進出するようなことも無いのではないでしょうか。

なかなか詳細が明らかにならないHomeですが、先行しているバーチャルワールドのセカンドライフの
問題点を「Home」では解決している部分があります。

まずはマシンスペックの性能差異で、セカンドライフではハイスペックマシンからそうでない人まで幅広い人がプレイし、
ビューワーの重たさに不満の声も上がっていますが、
「Home」ではマシンスペックが一定かつPS3というハイスペックに統一されているため、
ストレス面の解消が期待できます。
なのでコミュニケーションツールとしてはかなり秀逸なものになるのではないでしょうか。

リリースまでにはまだ時間がありますが、しかしこのグラフィック。
ハイデフ対応で仮想世界内の「ゲーム」もサクサク動いてますし、やはり期待、そしてリリース時には話題になるでしょう。
ソニーのゲーム機で売れ行きが一番元気なPSPとの連繋もあり、可能性は広がっていくのではないでしょうか。
これからの情報には注目していきたいです。

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