LSL(Linden Script Language)スクリプトTips集

リンクされたオブジェクトの色変更(llSetLinkColor関数)

下記のスクリプトでは、右クリックして表示されるパイメニューの「Touch」を選ぶと
結合されたプリムの色が変わります。これは4つのプリムをリンク(結合)させてでできています。

default
{
  touch_start(integer total_number)
  {
      llSetColor(<1.0,1.0,1.0>, ALL_SIDES);
      llSetLinkColor(2, <1.0,0.0,0.0>, ALL_SIDES);
      llSetLinkColor(3, <1.0,1.0,0.0>, ALL_SIDES);
      llSetLinkColor(4, <0.0,1.0,0.0>, ALL_SIDES);
      }
  }

}
llSetLinkColor関数(リンク(結合)された子プリムの色を変更します。)
一番目のパラメータ : リンク番号(ルートプリムが1番で、子プリムは2番以降の番号がつきます。)
二番目のパラメータ(color) : 色。各値は0.0〜1.0で指定します。
(参考)色見本
<0.0,0.0,0.0>Black
<0.0,0.0,1.0>Blue
<0.0,1.0,0.0>Green
<0.0,1.0,1.0>Aqua
<1.0,0.0,0.0>Red
<1.0,0.0,1.0>Fuchsia
<1.0,1.0,0.0>Yellow
<1.0,1.0,1.0>White
三番目のパラメータ : 色を変えるオブジェクトの面

リンクされたオブジェクトのルートプリム(親プリム)llSetColor関数を使用して色を変更します。
子プリムはllSetLinkColor関数を使用します。
リンクナンバーに1を指定すればルートプリムの色も変わるんですが、、、
シンプルな関数ほど負荷が少ないですから使い分けるのがお勧めです。

(参考)リンクナンバー:
結合するときに選択した順番になります。最後に選択したプリムがルートプリムです。
今回は、緑、黄色、赤、白の順でプリムを選択し結合しました。